芸能人の未成年との淫行・飲酒問題。罰則は?復帰は可能?

たびたびニュースなどで話題になる芸能人と未成年の淫行・飲酒問題。
実際のケースを見てその後の活動や復帰の状況を調べてみました!

■小出恵介さんの場合

一番記憶に新しいところだとこの人ですね。
2017年8月現在、現在進行形で今後どうなるかはまだ見えていません。
刑事事件になる可能性があるにもかかわらず、事務所の対応としては、契約解除は行わず無期限の活動休止としました。また、出演予定の映画やドラマ、CMなどは全てお蔵入りになってしまいました。
注目すべくは示談交渉の早さではないでしょうか。写真週刊誌で報じられたのが6月8日、6月10日には既に示談が成立したことを発表しています。
また、刑事的には淫行にあたるのか、それ以上(強制的なものがあったのか)になるのか、さらに相手方にも様々な憶測が噂されている点も気になります。

■狩野英孝さんの場合

少し前にはこの人もメディアを賑わせていました。
ただ、未成年と交際していたという事実だけが先行してしまった感がありました。
年齢を知って別れたものの、交際時は恋愛関係だったということでした。
結果、数ヶ月間の謹慎はしたものの、無事に復帰を果たしています。
恋愛であれば、芸能人が未成年と結婚した例もありますし、一般的にも非難される理由はないはずです。

■川谷絵音さんの場合

その後は成人している恋人と、未成年当時飲酒をしていたことから問題視されました。
結果的に一定期間の活動休止をしていますが、きちんと予定は果たした上でのものであり、必然性があったとまでは言い切れないかもしれません。
また、過去にも不倫など同義的には多くの人から非難されることにもなりましたが、いずれにしても犯罪ではありません。どちらかというと自主的な対応という側面が強そうです。
K出さんの場合には、その作品はすべてだめになってしまいましたが、K谷さんの場合には作品を手に取ることは可能です。
ミュージシャンという点でも少し他の芸能人とは別に考えた方が良いかもしれませんね。
所謂タレントやお笑い芸人、俳優などはそれを演じる舞台を取り上げられてしまったら活動する術はありませんが、ミュージシャンは自分一人でも作品を作り出すことが可能で、それを聴く人がいれば1対1の関係が成り立つものです。

■山本 圭一さんの場合

この手の問題で、その後の処遇で厳しい対応がされたのはこの人あたりからかもしれません。2006年のことでした。
未成年への性的行為により被害届を出され、任意の事情聴取などを受けました。不起訴処分となりましたが所属事務所に契約解除、一時期は芸能界に戻ってくることはないと思われていましたが、10年後に復帰を果たしています。

その他の例は?

それ以前にも同じ事務所の方や、もっと古くにもミュージシャンなどで青少年保護育成条例による淫行によって問題になってしまっても、しばらくの期間の活動自粛で済んでいる例がほとんどのようです。
ただ、K谷さん相手側の例のように刑事上問題となったわけでもない飲酒で契約解除となっている芸能人もいます。
その人の芸能界でのポジションや、その事務所にとってどれだけの利益をもたらしてくれるのかという辺りも勘案されるのではないでしょうか。
復帰できるのはケースバイケースと言えそうですね。

■淫行以上の犯罪だと復帰は絶望的

このほか、淫行以外に多くの芸能人による未成年への強制わいせつ、強姦、児童買春、暴行事件などがありますが、いずれも芸能界を追放されるという厳しいもので復帰している例はほとんどありません。
薬物などの犯罪には比較的寛容に見える芸能界ですが、性犯罪にはさすがに厳しいようです。
淫行でも復帰が許される範囲というのは、相手が年齢を偽っていたなどある種過失的な状況の場合が多いと言えるのではないでしょうか。

芸能人の未成年淫行事件。ハニートラップは実在するのか?

■ハニートラップ説が噂された芸能人の事件

強姦致傷容疑で逮捕に至った高畑裕太さんもかなり話題となりましたが、実はハニートラップだったという噂があるようです。
刑事的には早期のうちに示談が成立したこともあったのか、不起訴に終わっています。
しかし、所属事務所との契約は解除され、以後芸能活動は休止という再起不能と考えられるレベルです。いくら両親が芸能人だからといって現時点で今後の活動は厳しいのではないでしょうか。
そして、被害者側には数千万円に及ぶと示談金が支払われたとも、示談交渉の場では反社会的勢力の関係者が関わっているなどとも言われていますが、真相は闇の中です。
世間的にはもう忘れ去られつつある事件で、話題性なども無くなっているため、今後の新情報などはあまり期待できないのではないでしょうか。

■K出さんの淫行事件もハニートラップ?

ここで気にあるのはやはりこの人の事件です。
相手の女性の背景にはその母親、さらにK出さんに被害者を紹介したとされる人物などの様々な噂が出てきました。
もしこれが本当だとしたら、相手方にも刑事上問題になる可能性もあります。
事務所が「刑事事件に係る事案」としたことは、もしかしてK出さんの側だけではないのかもしれませんね。
しかし、そうは言ってもK出さんの行った行為は事実であり、やはりお酒と女性にはだらしがないというイメージも出来てしまいました。
復帰ができるかできないのかは分かりませんが、過去の事件は切り離せないのではないでしょうか。

■ハニートラップに狙われないために

芸能人相手のハニートラップは刑事事件にならない限りは表に出てきませんが、実在性はかなり濃厚ではないでしょうか
やはり疑われるような行動をしているという情報は悪いことを考えている人たちには格好の材料になりますし、またそういったターゲットに目を光らせて虎視眈々と狙っています。
女性に関して、表の顔と裏の顔が違うという人もいるかもしれません。
ひと昔前までならば、それも一部の人間にしか分からないことだったのかもしれません。
しかし、今やネット全盛時代。普段の行動は本人の意図しないところですぐに漏れてしまいます。
特に芸能人や、そうではなくてもある程度社会的地位のある人にとっては、狙われたり、漬け込まれたりするような隙を作らないという普段の意識と行動が大切と言えそうですね。

未成年との淫行で相手が年齢を偽っていた場合はどうなるの?

ここまで調べたとおり、未成年との淫行では青少年保護育成条例によって刑事罰となることがあることが分かりました。(前記事:未成年との淫行・飲酒トラブルを未然に防ぐ為に取るべき自衛手段)

ただ、相手が年齢を偽って金銭的な損害を与えたなどの因果関係がある時に限っては未成年本人にも詐欺罪に問われる可能性があることも分かりました。
それでは相手が年齢を偽っていた場合、騙された側はどうなるのでしょうか。ここでは金銭的なやり取りはなかった場合で考えてみます。

■年齢を知らなかったらどうか?

都道府県の条例では、罰則は違うものの、年齢を知らないことを理由として処罰を逃れることができないと規定している地域がほとんどです。

故意(18歳未満と知っていながら)で行為に及んだとしたら当然のこととして、「知らなかった」では済まされないのです。年齢を確認しておかなければならかったということになります。相手の年齢を知らないほうが悪い!ということのようですね。
例えば埼玉県の条例には次のような規定があります。

(前略)規定に違反した者は、当該青少年の年齢を知らないことを理由として、(中略)までの規定による処罰を免れることができない。ただし、当該青少年の年齢を知らないことに過失がないときは、この限りでない。(埼玉県青少年健全育成条例31条)

ただし、東京都などごく一部地域の条例にはこの「知らなかった」に関する規定はありません。つまり、都道府県によっては知らなかった場合は問題にならない可能性もあるということです。
それでは、年齢を確認しておかなければならない地域で、確認をして騙されていたとしたらどうなのでしょうか?例えば、年齢を聞いたときに20歳だと言っていた場合です。

■「年齢を知らないことに過失がないときは、この限りでない」とは?

ここで問題になるのが、先の埼玉県条例の最後にあった「過失がないときは」の部分です。
過失がないということは、要するに未成年ではないときちんと確認をしたということです。ただ、この確認はどの程度の確認なのでしょうか。
例えば、出会い系サイトなどであれば18歳未満は利用できません。そのために、そもそも相手は18歳以上であると考えるのが自然ではないでしょうか。また、口頭での確認などはどうなのでしょうか。

■年齢確認のハードルは高い

これは残念ながら一律には言えず、解釈の幅があるようですが、公的な身分証明書のようなもので確認しなければならないという厳しい立場を取る場合が多いようです。
もしも立件されてしまった場合、これを争点に戦うしかなくなってくるのではないでしょうか。どこかの段階で年齢を確認したとしら、それが正しかったという主張を弁護士さんに頑張って主張していただくしかないのかもしれません。